平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
近年、企業を狙ったランサムウェア(身代金要求型ウイルス)や巧妙なサイバー攻撃が国内外で急増しており、サプライチェーン全体における情報セキュリティ対策の重要性がかつてないほど高まっております。
当社はハーバータグ(曳船)事業を通じて、港湾における船舶の安全な離着桟や航行をサポートし、円滑な海上物流を支える役割を担っております。日々の業務を管理する配船・運航システムや、お取引先様との情報通信ネットワークの安全性を確保することは、港湾の機能を止めず、事業を安定的かつ継続的に運営するための最重要課題の一つです。
この度、お取引先様の大切な情報資産をお守りし、より一層安心して業務をお任せいただける環境を整えるため、最新のサイバーセキュリティ機器(UTM)の導入をはじめとする強固な「多層防御体制」を構築いたしました。
■当社における主なセキュリティ対策の取り組み
1.ネットワークの入口対策(UTMの導入)
最新の脅威情報を持つ統合脅威管理機器(UTM)を導入し、外部からの不正なアクセスやウイルス(マルウェア)の侵入をネットワークの境界で強力にブロックしています。
2.全社パソコンの保護(エンドポイント対策)
社内で利用するすべてのパソコンおよびサーバーに高度なセキュリティ対策ソフトを導入し、万が一の不審なプログラムの実行や感染を端末レベルで未然に防ぎます。
3.メールセキュリティの強化と運用ルールの徹底
ウイルス感染の主な侵入経路となる標的型攻撃メールなどに対し、強力な迷惑メールフィルタを活用して危険なメールをシステム的に遮断しています。さらに「心当たりのない不審なメールや添付ファイルは決して開かない」という運用ルールを社内で徹底し、システムと従業員双方による対策を行っております。
4.脆弱性への迅速な対応(アップデートの徹底)
サイバー攻撃の標的となりやすいシステムの弱点をなくすため、Windows Updateなどのセキュリティ更新プログラムを速やかに適用する体制を徹底しています。
5.確実なデータ保護体制(バージョン履歴管理バックアップ)
業務に必要なデータは、複数の世代(バージョン履歴)を保持した厳重なバックアップを実施しています。万が一のシステム障害やサイバー攻撃を受けた場合でも、被害を受ける前の正常な状態へ速やかにデータを復元し、業務への影響を最小限に抑える体制を整えております。
熊谷海事工業株式会社は、今後も港湾における安全運航とサービスの品質向上に努めるとともに、最新のIT脅威に対するセキュリティ対策を継続的に見直し、お取引先様にとって信頼されるパートナーであり続けるよう努めてまいります。
令和8年 7月 吉日
熊谷海事工業株式会社
